秋の唐松岳 平成25年(2013)10月12日(土)〜13日(日) ----------------------------------------------------------------------------- ☆  秋の唐松岳  ☆                                 唐松岳は、北アルプスの後立山連峰にあり、長野県と富山県の県境に位置する。 標高は2696bで、八方尾根からの登山は、アルプスの入門コースとして人気がある。 文子は初めて、私は5回目の唐松岳に、アルプス気分を満喫しようと出かけました。 3時50分 自宅を出る。空には星が・・・       松井田妙義インターから高速道利用。長野インターを出る。料金は深夜割で1200円。           白馬長野有料道路は、5時58分に入ったので無料で通過できた。道の駅「中条」で小休止。     6時53分 標高1500bの黒菱第3リフトの駐車場に入る。ここまで182`走行。       手作り弁当の朝食を済ませる。45分ほど休憩する。トイレは壊れていて使用不可。      7時40分 リフトに乗る。二人掛けのシートに私たち二人だけ・当然ですが。 7時58分 八方池山荘でリフトを下りる。標高は1830b。トイレを済ませる。 登山道は整備されていて歩きやすい尾根道だ 前方に不帰の嶮が姿を見せた八方尾根 歩き始めて10分。雨が・・・不安がよぎる。 10時00分 扇雪渓に到着。リュックも水分補給(笑)したので重くなった。 文子も辛そうだ。初めての雨中登山と寒さで、憂鬱な気分なのだろう。 10時33分 丸山2420bを通過する。相変わらずの雨と霧で視界は不良。 登山開始から3時間30分、やっとの思いで「唐松山荘」に到着。 ここまでの標高差は790b。文子は頑張って歩いてくれた。 宿泊料は一泊二食付きで一人9000円。割り当てられた部屋に入る。 ひちすら歩き続けた文子の疲労は激しい。体温の低下か嘔吐を繰り返す。 登山靴と濡れた衣類を乾燥室に。私は酒を買って冷えた胃を暖める。 夕食まで横になる。出入りは中腰でしないと頭上注意だ。 相部屋?の同室者は、埼玉と大阪の夫婦二組で合計6人。上も6人だ。 食堂のストーブで暖をとり時間つぶし。いくらか暖まったようだ。 16時50分 夕食。文子は食欲がイマイチだ。持参のウイスキーで晩酌。 17時15分 部屋に戻る。長い夜を、重い布団と低い枕で過ごすのだ。  10月13日 山荘を出たら、何と一面の銀世界。初冠雪の唐松岳。 吹き付ける強風と厳しい寒さに身がすくむ。でも素晴らしい眺め。 銀嶺の山々に感動! 文子も、冠雪の北アルプスを初めて実感。 6時30分 朝食。文子も夕べより食欲が出たようだ。食後はコーヒーでホッとタイム。 9時28分 強風の中を山頂にアタック開始。標高差は76bの凍結と積雪の尾根。 9時45分 唐松岳に登頂。視界不良。居合わせた登山者に写真撮影を依頼する。 山頂滞在は10分。不安定な足場を慎重に確保しながら山荘に戻り暖をとる。 10時40分 お世話になった山荘に挨拶を済ませ下山開始。天気も回復してきている。 登りの登山者が引きも切らずに次々に・・狭い道の譲り合いで混雑。 昨日の辛さも、尾根からの見事な風景に癒される。今日は余裕の下山かな。 八方尾根から白馬連峰の絶景を楽しむ。この風景を一度は文子に見せたかったのだ。 13時13分 八方池に到着。ここにも目を奪うほどの光景が待ち受けていた。 去りがたい思いを残して下山を決心する。 14時50分 下りのリフトに乗る。長蛇の列で30分以上の待ちだった。 15時10分 駐車場に戻る。持参のカップ麺などで遅い昼食。    15時40分 帰途に就く。白馬長野道路を出たら渋滞。       17時23分 長野インターに入る。「千曲川さかき」で小休止。   18時57分 松井田妙義インターを出る。横川手前で事故渋滞。         料金は休日割引50%適用で1200円。安中付近も渋滞。       行楽地は、渋滞を覚悟で出かけなければ。      20時27分 自宅に戻る。往復走行は372`。                  雨の散歩と絶景とで両極端の経験は貴重で楽しい二日間。 inserted by FC2 system