海外の旅 ----------------------------------------------------------------------------- ☆  ドイツロマンチック街道と、スイス、アルプス、パリ8日間  ☆ 平成2年(1990)4月12日〜19日 この年の3月11日、私たちは結婚20年目を迎える事ができました。  新婚旅行で南九州に旅をして以来の連泊旅行ですので、陶器婚の   記念にと海外の旅にでかけました。                晴うららかな日、成田空港からフランクフルトまで快適な機上で 14時間45分を過ごし、宿泊ホテルの「アラベラ」に投宿しました。 乗り物に弱い文子も、酔いもなく良い気分で過ごせました。    時差は、日本が7時間進んでいるが、時差ぼけは今は感じない。  これから未知の国での1週間を過ごすことを思うと、心なしか期待と 興奮が高まってくる。いよいよ明日からロマンチック街道の旅が  始まるのだ!                         ♪♪♪ **************************** ♪♪♪ ここは、ライン川クルーズの出発地リューデスハイムです。 建物が異国情緒を感じさせています。       ライン川を、セント・ゴアルスハウゼンに向けて 1時間45分のユッタリしたクルーズを楽しみます 文子の酔いも心配なさそうだ。バスの移動は幸いにも運転席の後ろに いつも座ることができたので、美しいロマンチック街道の風景が楽しめた。 今回のツァー客は15人、新婚さんが5組と中年男性1人と中年女性2人組。 車内はアツアツムードで溢れんばかり。ならば私たちも陶器婚の貫録を見せてあげよう。 観光船からローレライの岩が迫ってきました ローレライの岩壁の高さは132メートル ♪なじかは知らねど心わびて〜♪ 男声合唱が船上に流れ 妖婦ローレライの伝説に想いを巡らせます・・・・・・・ ハイネ作詞の歌曲によりこの岩壁は世界中に知れ渡りました 沿岸に展開する街並みも美しく、古城と一対となって楽しませてくれます ここはハイデルベルクの町 ドイツ最古の大学を持つ学生の町です 心を奪われるようなロマンチックなハイデルベルク ハイデルベルクを流れるネッカー川の橋上から 中腹にはハイデルベルク城が ここはローテンブルク 中世の宝石と呼ばれるローテンブルクの町は 四方を城壁で囲まれていて、5〜6分も歩くと、どこかの城壁に突き当たってしまいます 中世都市の面影を今も残す町・・・ローテンブルク ローテンブルクの公園です ゴミ一つ見当たらない公園にお花畑が マリーエン橋から見たノイシュバンシュタイン城です マリーエン橋とノイシュバンシュタイン城 いつまでも立ちつくしていたい素晴らしい眺めです ノイは新しい・・ニュー、シュバンは白鳥・・スワン、シュタインは石・・ストーン 白鳥城とも呼ばれるこの城は、バイエルンの王ルードヴィヒ2世により19世紀に建築 この世で見られる城の中でも最も美しい城の一つです こちらは、ホ―エンシュバンガウ城です ノイシュバンシュタイン城の反対側にあり、こちらもルードヴィヒ2世により建築 城のほとりのアルプ湖畔 ジュネーブ市内のレマン湖からは、噴水(ジェドーといいます)が高さ145bまで噴き上げています 前泊したミュンヘンでビアホールに行きました ジョッキの生ビールに舌鼓を打ち、楽団の賑やかな 演奏に合わせて陽気に歌い踊るヨッパライたちが何とも羨ましくみえたものでした ジュネーブ市内の宿泊ホテルの前でツーショット ついに来たぞ! モン・ブラン アルプス最高峰4807bを背に、待ちに待った感動の瞬間! 最高です! そしてグランドジョラス4208bの威容も @マッターホルン、Aプチ・ド・グラス3650b、 Bグランドジョラスのウォーカーバットレス、Cダン・デ・ジェアン4013b グランドジョラスの北壁は、マッターホルン、アイガ―の各北壁と共にアルプス三大北壁の一つ マッターホルンは70`彼方、ウォーカーバットレスはジョラスのルートで最も長大、困難な岩壁 この展望台の名称は、エギーユ・ドゥ・ミディ 麓のシャモニーから世界最長のケーブルカーで 富士山よりも高い3802bの高所まで高低差2800bを20分で運んでくれます 360度の雄大なパノラマが 所狭しとばかり展開しています 好天に恵まれ迫力満点の絶景に息を飲むばかりです 来てよかった レ・マン湖の近くオウ・ヴィヴ公園 ゴミ一つ見つけられないほど美しい公園 花好きな文子は満足したことだろう フランスが誇る世界最速の新幹線TGVでジュネーブからパリに向かう 最高時速360キロ、平均時速260キロの特急列車 花の都に着きました エッフェル塔や凱旋門など見学・・女優の岸恵子さんも近くにお住まいとか ノートルダム寺院 寺院の中のステンドグラスは見とれてしまうほどの美しさ ヴェルサイユ宮殿 マリー・アントワネットの寝室も見学・・使用したベッドはフランスベッド(笑) 広大な宮殿の敷地を散策・・観光客が談笑 オペラ座を背にして・・本場のオペラも鑑賞したいな 地下鉄を利用して市内の寿司店に行こうとしたらホテルのロビーでツァーで一緒の 中年女性二人連れが、私たちも一緒に連れて行って・・と せっかく私たち水入らずで と思ったのに・・でも旅は道連れ、でも可笑しな道連れ? 寿司店で久し振りの握りを 食べてから別れたが、彼女たちホテルに帰れたかな                 連泊したホテル ホテルからの夜景が郷愁を誘う 帰国する朝、精算のためロビーに下りたら、昨夜の二人連れがフロントで困った様子 使用したことがない部屋の電話料を請求されたらしいが、その旨をカタコトの英語で フロントに説明したら納得して解決                       日本に帰る日が来た ドゴール空港から名残を惜しみつつ帰国の途に 滞在中の宿泊地は、フランクフルトに一泊、ハイデルベルクに一泊、ミュンヘンに一泊、パリに連泊 主な経由地は、フランクフルトからバスでリューデスハイム迄、観光船でセント・ゴアルスハウゼン迄 ロマンチック街道を、ハイデルベルク、ローテンブルク、ネルトリンゲン、ミュンヘンとバスで巡り フランクフルト経由の飛行機でジュネーブに、シャモニーからケーブルカーで空中散歩、新幹線でパリに すなわち、バス、船、飛行機、ケープルカー、新幹線と・・地上、水上、空中にある乗り物すべてを利用 新婚旅行以来、二人だけの時が過ごせた貴重な8日間 *************************************************** ☆  ニューカレドニア8日間・・・天国に一番近い島へ  ☆ 平成6年(1994)8月30日〜9月6日 来年の3月に私たちは結婚25年銀婚式を迎えますので少し早めに記念の旅に 成田空港から7000`離れたヌメア空港まで9時間のフライトで旅が始まった ツアー客は新婚さんばかり十組 チョとばかり気おくれしそうな雰囲気 宿泊ホテルからの風景・・これから私たち二人、自由行動の8日間を過ごすのだ ホテル到着は夕方というよりは夜に近い・・夜景が神秘的 滞在中のホテル「ル・スタンレー」 宿泊ホテルが分散されていたので、空港からのバスで途中で一組、また一組と下車していき 残ったのは私たちだけ ヌメア市内を通過すること40分ほどで無事に投宿 フランス料理フルコースのレストランもあります ニューカレドニアはフランスの海外領土で面積は日本の四国ほど、人口は約25万人 首都はヌメア、時差も少なく治安も心配無用 言語はフランス語、パンはもちろんフランスパン(笑) ホテルのプールですが、島の平均気温は20℃から21℃ 同時期の東京都比べるとかなり低いです したがって泳ぐにはチョッと寒いよね ホテル近くにはバス停があります ワンコインで乗り降り自由なバスが15分位の間隔で運行 私たちも気楽に利用できました バスの到着を待つ間にバス停前の丘から 観光用のミニトレイン・・楽しいですよ 朝市が開かれるマルシェです マルシェとはマーケット(市場)のフランス語 毎日ショッピングに行きました マルシェとスーパーで買ってきた食材で簡単な食事です 市内のレストランで食べた生ガキも美味かったです バスを利用して、海辺の散策や、水族館、動植物園などを巡ったり ホテルに戻ったら昼寝をしたりして、気ままに過ごせました 南国の太陽を思い切り浴びて、心地良い気候と魚介類の外食、メルシー(ありがとう)と コン・ビアン(お値段は?)以外の会話は不要・・他人様に気を使う必要がなかった ニューカレドニア島の8日間を満喫して帰ることができました・・・メルシー! inserted by FC2 system