金峰山 平成21年(2009)9月6日(日) ----------------------------------------------------------------------------- ☆  金峰山に単独日帰り  ☆               金峰山2595m・・山の呼び名は、長野県側からは(きんぽうさん)、山梨県側からは(きんぷさん)と   呼ぶらしい。                                      深田久弥も「金峰山は実に立派な山だ。独り奥秩父山脈の中に厳然頭角を抜いているばかりでなく   日本の山の中でも第2流を下る山ではない。                         世に男の中の男を称えて裸百貫という諺があるが、金峰山も何処へ放りだしても百貫の貫録を具えた  山の中の山である」と述べている。                             駐車場がある大弛峠2365mは、車で越えられる峠としては日本一標高の高い峠です。 峠の駐車場は満車だったので、500mほど山梨県側に下った路肩に駐車する。 登山開始は、樹林帯の急登で始まる。 小生、2年前から70肩?の痛みが続いており、衣類の着脱や、リュックの背負い下ろしも 思うようにならなかったが、リフレッシュと足慣らしを兼ねて歩くことにした。 登山靴を履き、リュックを背負うのも、昨年10月の唐松岳以来11カ月ぶりである。 朝日峠は峠なのに樹林に囲まれていて展望は望めない。 峠を越えて樹林帯を抜けると、岩だらけの稜線に出る。 不覚にもバランスを崩して転倒。幸い平坦な場所だったので大事に至らずホッとする。 朝日岳2579m。樹林に囲まれた山頂。ここも展望は望めず。 朝日岳の先に展望地があった。ここから金峰山頂と五丈岩が姿を見せた。 山頂までは、左の鉄山(くろがねやま)を巻いてダラダラの登りが連続。 ガレ場や樹林帯や花崗岩の積み重なった岩場を通過すると 大きな岩のブリッジの間から山頂の標識が見えてきた。 2595mの金峰山に登頂 大きな岩だらけの山頂は、足場も不安定で落ち着かない。 山頂から少し下ると広場に出る。 金峰山のシンボル「五丈岩」 高さは15mほどだが、腕の痛みもあり、バランスが不安なので、登るのは断念。 山頂からの風景 瑞垣山方面 -------------------------------------------------------------------------- 05時50分、自宅を出る。秋山地区から大弛峠への分岐を右折して川上牧丘林道に入る。    岩だらけの凸凹道。道幅狭く急カーブの連続。対向車も後続車も無い。 車底を接触させないように慎重にユックリと走行する。        悪路だとは事前調査済みで覚悟はしていたが、これ程とは!      08時55分、大弛峠に到着。駐車場は満車。山梨県側に500m下った路肩に駐車する。     09時05分、オニギリ一個を食べて登山開始。登山口までは50台の車の波・・・        09時23分、大弛小屋を通過して登山道に入る。                      10時00分、朝日峠に到着。途中休憩は10分。                       10時39分、朝日岳に到着。小休止する。                         11時55分、金峰山に登頂する。休憩後、五丈岩下まで往復する。岩には登らず。       12時20分、下山開始。朝日岳を通過して、休まず先を急ぐ。                14時41分、大弛峠に戻る。アップダウンの連続が疲れた足に堪えた。疲労が重なり何度も   転倒しそうになったが、どうにか無事に下山できた。        駐車台数の割には、登山中の「こんにちは」は少なく、殆んど一人歩きの静かな山歩きだった。 登り2時間30分、下り2時間20分の、ちょうど良い足慣らしができた。 inserted by FC2 system