日本国 平成27年(2015)8月1日(土)〜2日(日) ----------------------------------------------------------------------------- ☆  日本国  ☆ 新潟県と山形県の県境に位置する山“日本国”は標高555mという数字のためもあって 近隣の児童やハイカーたちの身近な登山としても愛され親しまれています。     頂上には展望台が設けられ、日本海には粟島や佐渡ヶ島、東には朝日連峰、飯豊連峰 月山までを望むことができます。登山口の小俣宿では、毎年5月5日になると、山開き 及び日本国イベントが開催されます。                      府屋大川河口付近より日本国を望む 民宿“長平”に一泊して英気を養うことにしました 民宿の豪華な夕食。焼酎“さわやか”のボトル付き・・自前ですが 駐車場の隣りは日本海 マイカーはミラーポールの隣り 民宿から徒歩で2分で日本海が見えます 登山前に海と山を一度に楽しもうと欲ばりな発想をしました 民宿から20分で、登山口の駐車場に到着。20台は駐車出来る広さに先着は1台。 駐車場の隣りに“ふれあいパーク” 道路の向こうには登山口が ふれあいパークには、立派な休憩舎にトイレが隣接されています。トイレは 清掃が行き届いており、清掃日誌も完備され、汚物も異臭も全くありません。 実に爽やかな気分で用足しができました。休憩舎内も綺麗の一言に尽きます。 登山口にこんなトイレがあるとは、正に感激です。 そして何と、お休み処までありました。こちらも整理整頓されていてゴミ一つ 見当たりません。日本国を愛する地元の皆さんの心配りが感じられ嬉しくなりました。 備えつけの登山者名簿に記入して登山開始です 私たちは、現在地から左の山道を登ることにしました。右も時間的には大差なさそう。 登山道は、ブナ林の中を歩きます 風も無く蒸し暑い登りが続きます 登り始めて1時間20分。蛇逃峠(じゃのげとうげ)に。峠から山頂までの稜線は 新潟県と山形県の県境になります。山頂に向かって右側が山形県、左側が新潟県。 なお、蛇についての言い伝えはありません。 蒸し暑さに耐えながら汗だくの歩きだったので、熱中症予防に水分補給。 さあ、あと100b歩けば“日本国”を征服出来るぞ 日本国です。日本国とは、ずいぶん大胆な名前ですが、そのまま「にほんこく」と 読む山で、山とか岳が付かないのが、これまたイキな山ですね。登山開始から1時間40分。 登山口から標高差は435b。最初から急坂の連続。噴き出す汗を友として、555を目指し GoGoGo、ゴ―ゴ―ゴ―と気合を入れて歩き続けました。登山中も下山中も誰にも会わず 私たち二人だけの日本国 山頂にも休憩舎があります 広場にはベンチもあります 展望台もあります 休憩舎の入り口に日本国登頂証明書発行中の表示が出ています 休憩舎の中に備えてある「日本国征服登山者名簿」に記帳 備えつけのスタンプを備えつけの用紙に押します。この用紙を 登山口の小俣宿にある「日本国登頂証明書発行処」に持参すると 登頂証明書を発行してくれます。手数料は500円です。 一週間ほどで証明書が届きました。 オリジナル切手が貼付されています 百名山の深田久弥も、百名山を一筆書き踏破した田中陽希も、たった一日で 日本国を征服した私たちに脱帽するかな ****************************************** 8月1日 自宅7時→足尾→日光宇都宮道路→今市→川治温泉→磐越道会津若松インター入→     安田インター出→村上瀬波→民宿長平着16時20分               8月2日 民宿7時→登山口→日本国→下山→朝日まほろばインター入→新潟西インター入出→     中之島インター出→小出インター入→石内インター出→三国峠→自宅18時30分  inserted by FC2 system